土曜ゼミ二回目

担当は僕。Poisson-Boltzmanからのある程度マジメな導出。準備不足もあって、結局導入部分についてコメントして終わってしまった。浸透圧などについてマジメに考える。
浸透圧について議論。単純に考えてしまえば、交換可能なもの(この場合は溶媒。)がお互いに等しくなろうとした結果、その他の部分で残った力、というように考える。溶質の間に相互作用が無いとして、の話。結局高校でやるような、気体分子の運動を考えて、そこから圧力を定義しましょう、という話の延長で考えてみた。しかし、それでは浸透圧が分圧に対し、対数的な依存性を持つことはすぐには出て来ない。するとそれは、二種類のものが混合したものを考察した際に、混ざっていた方がエントロピー的に得をする、という効果が出ているのだと思うが、突き詰めて考えた時、その効果は気体分子運動論的な考察から力学的に導出可能かどうか。
来週は本論。さくっと終わらせよう。