なんか色々

ごたごたしてるうちに解析が出来上がってきた。時間がかかりすぎていたのは、指導教官や助手さんのアドバイスを受けて改善したら、半分以下に。つくづく、僕はものをシランナァ。単純なことだけど重要なことって沢山ある。いよいよ本解析に入れるかな?同時に解析用のPCに色々とソフトをインストール。。。してたらミスった〜〜〜っ!パーティションの分け方を間違えたよ、困ったなぁ。
 
混相流としての粉体について。この前の日記は、単純に現象が面白そうだから、粉体と液体の混合系を。。。という流れでは必ずしもないです。その日に聞いた話自体は、確かに複雑だったけれども、粉体への特徴づけ、という点でいい量に着目しうるのではないか、と感じたのがそもそもの発端。個人的には、現時点では粉体の本質は、「離散性を保ち、彼らの持つスケール程度の短距離相互作用によって記述される多体効果」であると考えている。その観点からいくと、液体の混ざっていない"乾燥した"粉体、というのはその効果がひときわ強調された典型例、という意味付けになる。逆に言えば、そのような性質さえ保つことが出来れば、乾燥粉体である必然性は無いし、そういうセットアップで実験を行うことによって、本質が見やすくなる可能性も否定は出来ないと思う。実際、その意味で乾燥粉体において、静電気や、微量に存在する湿気の影響はとても悩ましいものであることを考えれば、液体中、という条件を課すことで、その影響を消そう、という方向性もある意味自然だとも思う。とは言っても、それによって違う効果が強く出てしまう可能性ももちろん強く存在するし、そもそもそんな事を言い出すと、粉体を理解するということが、具体的に何を意味するのか、ということを事前に明らかにする必要があるのだけれど。今は良くわかりません。